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自民党の自滅 ~山口補欠選挙の結果を受けて~

 4月27日の衆議院山口二区の補欠選挙の結果は、自民党の自滅でした。自民党の政策が国民の皆さんの感覚からずれた。私はそう考えております。
私のように、毎日選挙区で、皆さんのお話をうかがっている立場の人間からしますと、例えば、今回の後期高齢者の方々に対します新しい保険制度の導入は、問題があります。
新しい制度をなぜ作るのかという導入目的、また、年金天引き制度に見られるような制度自体の内容、これらに対する説明が、どう考えても不十分でした。介護保険を導入したときのように、もっと綿密に市町村単位での説明会を繰り返す必要があったにもかかわらず、それをしませんでした。そういう努力をせずに、いきなり年金から天引きでは、高齢者を馬鹿にしているのではないかと言われても仕方がありません。 

 今後はまず、この制度について、丁寧な説明を十分に行い、さらに、直すべき点は直すという謙虚な姿勢が、自民党には必要です。
ただ一方で、これから急増する75歳以上の方々の医療費をどうまかなっていくのかという課題から、目をそらすわけにはいきません。元に戻せと民主党は言いますが、元に戻しただけでは、この問題の解決にはなりません。
評判の悪い今回の新保険制度導入も、何も自民党が好き好んでやるわけではなく、その基本的考え方は、どうしてもかかる費用について、75歳以上の方々に1割だけ負担して欲しいというものです。そして、残りの4割は若い世代が払う保険料、5割を税金でまかなおうというものです。
この考え方そのものは、さいとう健は、そう不当なものとは思っておりませんが、いかんせん、説明不足です。

 政権政党とは、本当につらいものです。国民の皆様が嫌と思われることでもやらなくてはなりません。
しかし同時に、国民の皆さんの声は真摯に聞かねばなりません。
今回の補欠選挙の結果をしっかりと受け止めて、これからの高齢者医療の負担のあり方について、改めて論議を深めていくことができれば、今回の惨敗も、将来に向って生きていくことでしょう。
先月末に再可決されたガソリン税の暫定税率の問題につきましては、これまでも「月刊さいとう健」で何回か取り上げてまいりましたが、一体どこまで道路を作っていくべきなのかという点を冷静に詰めていけば、結果として、いくら必要かが決まり、税率をどうするかも決まってきます。逆に、そこをはっきりさせないと、議論は浮ついたものになってしまいます。
少なくとも、歳出を特定財源制度でしばる時代は終りました。一般財源化した上で、あとは、どの道路が本当に必要か、一本一本与野党で詰めていけば、いいではないですか。
政治が混迷している今こそ、冷静な政策論が必要です。


平成20年5月1日 
さいとう健


2008.05.01|考え方

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