自由民主党 衆議院議員 さいとう健 Official Site

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農林水産省職員への齋藤大臣年頭訓示(要約)

 昨年、日本の人口はついに40万3千人の減少となりました。これまでの人口減少のペースは年間20数万人。いずれ年間80万人、90万人と減少する時代を迎えますが、そうなると日本の農林水産業は大変だ。人口というのは、人の口と書くのだから。そうなる前に、日本の農林水産業の改革を進め、備えねばならないと、これまで皆さんと一緒になって努力をしてきましたが、いよいよ40万人の減少。時間がない。この年始、私は緊張感を禁じえませんでした。
 一方、日本の農林水産業は、見方を変えてやり方を変えれば、非常に大きな成長の可能性のある産業でもあります。重要な局面です。この一年をどう過ごすか。農林水産政策にとって、極めて大事な一年になると私は確信をしてます。
 皆さんも、この役所に入るときに日本の農林水産業に自分の力で貢献するんだ、そういう思いでこの省の門を叩かれたのだと思います。日本の農林水産業が大きな曲がり角にある今、まさに、皆さんのその当初の思いを遂げるときです。役人冥利に尽きるのではないでしょうか。皆さん方が今まで培ってきた経験、知見、そういったものをこの一年大いに活用していただいて、日本の農林水産業の前進のために力一杯働いていただきたい。
 昨年8月に就任いたしましたときに皆さんに申し上げたことが、今、大きく変わるわけではありません。ですが、繰り返しも厭わず、3点ほどお話ししたいと思います。
 まずはこの5ヶ月間、私が感じ続けていたこと、それは、日本の農林水産業が大きな試練と同時に
大きな飛躍のときを迎えている、そういう時代認識、私は危機感と言ってもいいと思いますが、この危機感がまだ足りないんじゃないかということです。大変だと。今自分たちが頑張らなければ大変だという思いをもっともっと私が感じられるように持っていただきたい。これが1点目です。
 2点目は、日本の農林水産業の新しい地平を拓いていくためには、どうしても広い視野が必要だということです。多くの外の人たちともつき合い、そして直接関係ないような本を読みながら、日本の農林水産業のあるべき姿を考えるということが今ほど重要なときはないと思っております。是非広い視野を持つように研鑽を積み、人脈を大きく広げていただきたい。
 3点目は、チャレンジ精神です。今や同じ事を続けることが最大のリスクになっているのが現状です。新しいことに挑戦をして、仮にそれが失敗をしても、向こう傷は問わない、そういう農林水産省の空気、これを是非みんなの力で作り上げていってほしい。
 危機感・広い視野・チャレンジ精神、この三つをこの一年間皆さんの胸の中に秘めながら日々仕事をしていただきたい。
 そして、今自分がやっている仕事が本当に意味のある仕事なのかどうか、同じような仕事をまた一年繰り返すことが本当にいいのかどうか、それを真剣に考えて欲しい。これは8月の私の大臣就任時にも申し上げたことでありますが、流されてはいけません。やっていると見せかけるだけのアリバイ作りの仕事をしてはいけません。アリバイ作りの予算取りではいけません。本当に現実を動かす仕事を、自分の課の権限の中でやるにはどうしたらいいか、それを一人一人真剣に考えて、変えるべきところは直ちに変える。そしてもし大きく変えることが必要ならば、チャレンジしようじゃないですか。変える必要がなければ、堂々と続ければいいし、そもそも事業自体必要ないと思えば堂々とやめたらいい。私は皆さんに、今一度、自分の仕事の持つ意味というものを考え直して、本当に日本の農林水産業の現場が大きく動くような農林水産政策を是非とも実行をしていただきたいと思います。
 現在のように、農林水産業を政府全体として盛り上げていこう、チャレンジを応援していこう、そういう環境、政治情勢というものは、めったにないですよ。是非この政治情勢を利用して、日本の農林水産業に新たな地平を拓いていこうではありませんか。皆さんと一緒に努力をしていきたいと思いますので、どうぞ私をこき使っていただけたらと思います。以上です。
 本年もよろしくお願い申し上げます。
(平成30年1月5日)


2018.01.24|考え方

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