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復興・新生についてのさいとう健試案

 先日のメルマガで、「復興再生基本法等の検討に関する特命委員会」の幹事に就任したというお話をいたしましたが、さっそく、それぞれたたき台を持ち寄るようにという指示がありまして、私も試案を提出いたしました。今はまだ緊急時対策に全力をあげるべきときでありますが、一方で、復興に向けての仕組みづくりも急務です。このたたき台を通じて党内の議論が活性化してくればと念じております。

  大事なことは、先日のメルマガにも書きましたように、単なる復旧ではなくて、新しい日本の課題を先取りするような形での東日本の新生を目指すものでなければならないということです。提出しましたたたき台の全文を私のホームページに掲載しましたので、関心のございます方は、一読の上、ご意見を賜れれば幸いです。

  話は変わりますが、この震災に関して、セルジオ越後さんが大変いいことを書いておられますので、ここに引用させていただきました。

●すべての日本人へ 「倒れた人の分まで走るのが、サッカーだ」

(前略)

 今、日本に何が必要か。被災地への義援金、節電、物資の救援。やらなければならないことは山ほどある。一方で、この国の経済活動をきちんと回すこともしなければならない。経済活動、つまり血の流れを止めてしまうと、本当に日本が沈没してしまうかもしれない。だから、元気な人は、行動するべきだ。

それぞれの立場で、どんどん働くべきだ。停電で3時間しか働けないなら、3時間だけでも働けばいいじゃないか。働けない人たちの分まで仕事を増やすのだ。使えない人の分までお金を使うのだ。いっぱい仕事をして、いっぱいお金を生んで、飲みに行って、お金を落として、税金を納めて、どんどん経済を 回すべきだと思う。

自粛とは、休むことと同意だよ。元気な人が休んだところで、被災者にとって何の役にも立たない。ニュースを見て心を痛めるのは理解できる。でも、ニュースを見て心を痛めることが復興につながるのかな。

残念ながら、君がいくら涙を流したところで被災者は救えない。社会活動に貢献することこそが、被災地を助けることになるのだと思う。

(中略)

 1人負傷者が出たからといって、勝負を諦めるのか?10人でも勝利を目指して戦い続ける、倒れた人の分まで走るのが、サッカーだ。悲しみを超えて、みんなで立ち上がろう。

平成23年3月30日
衆議院議員 さいとう健


2011.03.30|考え方

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