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東北関東大震災・救援復旧の取り組み part1

 東北関東大震災での被害の拡大に、本当に心を痛めております。改めて、お亡くなりになられた方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、一人でも多くの生存が確認されますことを祈っております。

 本日の党の東日本巨大地震緊急災害対策本部で明らかになりましたのは、この瞬間、40数万人にも上る被災者の方々にとって最も深刻な問題は、燃料がないことです。もちろん、水、食糧、医薬品等々あらゆるものが不足しているわけですが、今、最も深刻なのは、ガソリンなどの燃料だというのです。燃料がなければ、医薬品や食糧があっても、届けられないからです。

 また、自らも被災者となった気仙沼在住の衆議院議員の小野寺五典氏が強調しておりましたが、燃料がないために暖房がなく、雪の降る東北で毛布だけで過ごさねばならない。食糧がなくても当面生きていけるが、こちらの方が命に直結すると。
また、福島の原発の避難区域から脱出しようにも、ガソリンがなくて避難でいないという悲痛な声も聞きました。

 このたびの震災で、6ヶ所の製油所が生産ストップとなり、全国的な製油能力は7割に落ち込みました。このうち3ヶ所は数週間で生産再開可能とのことですが、残りの3ヶ所は生産再開まで半年から1年かかるとのことです。ただ、他の製油所での生産増で、何とか需要は満たせるのですが、問題は、輸送です。

 これまで、仙台港までタンカーで石油製品を運んでいたのですが、仙台港が壊滅して使えなくなったために、秋田からタンクローリーで山脈を越えて輸送するという手段を取っておりますが、なんせタンクローリーの数に限りがあるわけです。また、せっかくガソリンスタンドにローリーが着いてもスタンドが閉まっていて渋滞になっているという本当に笑えない話もあります。

関係者の方々の努力が何とか現場に届くように祈るような気持ちです。
(続報あり)

平成23年3月17日
衆議院議員 さいとう健


2011.03.17|考え方

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