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組織のトップのあり方 ~ビデオ流出事件に寄せて

 海上保安官が、尖閣映像を流出した事件について、自分がやったと申し出ました。
これについて、現政権は、海上保安庁長官の責任は追及するものの、大臣の出処
進退は問わない方向で話が進んでいますが、さいとう健は、本当に組織のことがわ
からない素人の判断で、怒りにも似た思いでいっぱいであります。

 今回の映像流出の背景には、そもそも船長釈放について、政治が一切の責任を取
ろうとせず、検察に全ての責任を押し付け、さらに国益上極めて有利なビデオ映像
の公開もしないで、一体この国の政府はこれでいいのかというような義憤がありま
す。つまり、不満のマグマが、海上保安庁の現場に相当蔓延していると見なければ
なりません。
こういう状況のときに組織のトップは、いかなる対応を取るべきなのでありまし
ょうか?

 さいとう健は次のように考えます。

 まず、ビデオ流出を行った本人については、その志はよしとしても犯したことは
よくない。組織管理上看過できないことだと思いますので、厳しく対応すべきであ
ります。
「お前のやったことはよくない、許せない、厳罰だ、でも、こういうことになっ
た責任は自分にもあるから、自分も辞める」、トップである大臣はそう言い切らね
ばなりません。トップがそう言ってはじめて、組織は静まり、士気が回復されます。

 それを、役人の首だけ切って政治は知らん顔というような対応をしようものなら、
もともとある不満はさらに高まり、第二、第三の不測の事態を招くことにもなりか
ねません。

 この政権の人たちは、そんなこともわからないのかと本当に情けない限りです。

 みなさんは、どうお感じになりますか。

平成22年11月12日
衆議院議員 さいとう健


2010.11.12|考え方

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